人生はミュージカル

自戒と快楽の狭間で生きる夢見がち女による雑記

自分の中で1番好きな映画を更新した


チップス先生さようなら」を見たのだけど、ベスト映画を更新してしまった………。

最初から最後まで胸がいっぱいだった。ソファに体育座りしながら、ずっと泣いてた。

全てのシーンが大好きだったな。あの台詞が、このシーンが、とかでなくて、素直で暖かくて切なくて悲しくて美しい。
人間っていいものだと素直に思ったもん(笑)
f:id:orinachan:20140928152236j:plain
チップス先生はタイプすぎて、序盤きゅんきゅんしっぱなしでした。でもこんな見方しているのわたしだけだろうな……

とにかく黙って見てて!って言いたい。



最近人生を1人で生きる覚悟ができてきたせいか(笑)他人の幸せを願っているしょっぱい女になってる。
「国際平和を誠実に希求」しています。
この映画にも戦争描写があったんだけど、悲しくて悲しくて1人でブランケット握って泣いた(笑)



そういえば関係ないけれど、シリアの国内紛争、他人事とは思えない。
というのも、サンディエゴに短期留学していた時すごく仲良かった友達のお母さんがシリアの人だったから。この前whatsappをした時は、変わりなく過ごしているけれどやっぱりシリアが恋しいって言ってた。
この他人事とは思えないって感覚を広げたら、戦争はなくなるんじゃないかと短絡的に考えてた。他人の死って、悲しいことに意外と自分が思っている以上にどうでもいいことだ。だって、アラビア圏に友達がいなかったら、悲しい反面、「またアラビア圏か……」くらいに思っていたような気がするもん。

チップス先生に戻すと、
第一次世界大戦がすごく生々しく感じたのだ。日本史で習ったときは「悲惨ではあったが日本を大国にしたきっかけ」くらいのものだったのに。
うーん、実際には複雑な背景があり、戦争がなければ平和で豊かな世の中かといえばそれはそうでもなく、逆にあの時戦争がなければこんな豊かな今ではなかったかもしれず…………そんなことはわかっているけれど、戦争ってやっぱりだめだ。殲滅戦争なんてほんと論外だよ(事実論外じゃないのが悲しい)。
もっともっと、他人の死の悲しみを自分のものと感じることができるなら、また世界は少しだけ素敵に平和になると思うんだよなぁ………。

そう、とにかく!!
チップス先生は、1番キュンキュンするラブロマンスで、1番笑顔になれるヒューマンドラマで、1番残酷な戦争映画だった!